頭のつぼ押しを行う場合の注意事項について説明していきます。
濡れている状態の髪の毛が刺激に弱いことは多く知られたことですが、濡れている頭皮が刺激に弱いことはあまり知られていません。実は頭皮は濡れている状態の場合は、傷つきやすくなっているのです。
そのため頭のつぼ押しは優しく指の腹で行うのが鉄則ですし、頭皮の表面をゴシゴシと指を動かすのではなく、頭皮を押し込んでいくように行っていくものです。特に男性の場合は強い刺激を求めて指先をゴシゴシと動かしてしまいがちですが、頭皮を傷めてしまうと髪の毛にも影響が出ますので注意しましょう。
また特別な指示がない場合は頭のつぼ押しは乾燥した状態で行うのがベストです。揺れている時に比べ手を動かしにくいですが、頭皮にとってはベストな環境なのです。
また注意してほしいのは、肌が強くても頭皮は弱いという方も少なくありませんので、新しい頭のつぼ押しを行う場合は、頭皮で肌に合うかチェックするべきです。襟足などで頭皮への影響がないかどうか確認することをおすすめします。
頭皮が刺激に弱いことを理解しておくことこそが、頭のつぼ押しを行う場合の注意事項そのものなのです。